アラフィフ私のまだまだ人生楽しみますブログ

国際結婚で2017年12月にサンフランシスコへ移住。カリフォルニア生活中心に日々感じることを綴ってます。  

サンフランシスコ市内のワンベッドルーム内覧会 = 我が家公開

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観光スポットのアラモスクエア

日本の皆さん、待ちに待ったゴールデンウィークですね☺ 忙しい毎日から少し解放されてゆっくりしてくださいね。

 

さてさて、『ワンベッドルームイコール我が家公開』の意味ですが、この2週間ほど私たちの住まいの一階下のワンベッドルームのオープンハウス(内覧会)をしているんです。

 

階が違うだけで私たちのアパートと全く同じ間取りです。以前からアパートを紹介しようと思ってましたが、あまりにも生活感丸出しになるので躊躇してたんです。で、今回いい機会だと思いブログに書きました。


現在私とアメリカ人夫が暮らしているのは、3階建て4世帯用のアパートのひとつであるワンベッドルームです。1階はガレージで住居は2階、3階になります。私たちは3階の道路側の部屋です。

 

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こちらの一棟が私たちのアパート。

 

 

アパート情報

  • 黄色のマーカー辺り。リッチモンド地区になります。
  • 約93年(1926年に建てられてます)
  • ダウンタウンのユニオンスクエアまでバスで35分前後。
  • ジャパンタウンまでバスで20分前後。
  • 近所にはアジアンスーパーが徒歩10分圏内に数件あり、とても便利。

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サンフランシスコ空港:渋滞がなければタクシーで30分 / ゴールデンゲートパーク:徒歩で20分 / フィッシャーマンズワーフ:公共交通機関で40分 / フェリービルディング:公共交通機関で43分

 

 

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エントランスに貼られたオープンハウス詳細



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玄関入るとキッチン、バスルーム、寝室、リビングルームに繋がる廊下があります。

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玄関入り左側にキッチンがあります。

 

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キッチンの向かい側にバスルームがあります。こちらのアングルはウォーキングクローゼットからです。

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一番奥の部屋が寝室。

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寝室からリビングに繋がっています。

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リビングルームです。

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リビングルームから6畳くらいのウォーキングクローゼットに繋がっています。


気になる家賃は、$2,300

 

皆さん、この家賃どう思います? 安い?高い?

 

これってベイエリアでは破格の安さなんですよ。建物もご近所さんも全然お洒落ではないし、まあ、とっても庶民的な地域といえるでしょうか。それでも、築100年のオンボロアパートに25万円って・・・と田舎者の私は思ってしまいます。

 

ちなみに私たちの家賃はもっと破格の安さの上をいくがつく安さなんです、皆さん!

 

その理由は、レントコントロール対象の物件だからなんです。日本にはなじみがない言葉ですよね。



レントコントロールって何?

レントコントロール(Rent controlまたはRent stabilization)とは、借主保護を目的として家賃の不当な上昇を防ぎ、立ち退きにも一定のルールを設ける制度のことです。アメリカではこの制度が広く採用されているのです。たとえばカリフォルニア州では、ロサンゼルス、ビバリーヒルズ、サンタモニカ、ウエストハリウッドの4市が実施しています。レントコントロールが適用される対象はアパートのみで、ショッピングセンターやオフィスビルは対象外です。

レントコントロールのある地域でアパートを借りれば、借り始めた時期から家賃の変動が少ないため、古くからの借主ほど恩恵を受けることになります。レントコントロールが適用されない地域では、契約更新の際に家主が賃料を大幅に値上げし、家賃が払えなければ解約させるといったケースがあります。レントコントロールは借主保護に大きな役割を果たしているのです。不動産を購入した際に、レントコントロールの対象になっていたら、自由に賃料を上げることができません。そのため、家主は従来の賃料を引き継がなければならないのです。

レントコントロールとは? | 富裕層向け資産防衛メディア | 幻冬舎ゴールドオンラインより引用。

 

 アメリカ人夫は2005年からこのアパートに住んでいて、その当時の家賃が今もずっと適応されているので、今物件に出されているのと全く同じ間取りなのに、10万円も安いのです。

 

はい、皆さん気になる家賃ですが・・・

 

約$1,300なり。きっちり額を公表しますと $1,341なり💵

 

今ではサンフランシスコの不動産事情を理解してきているので、ヤッスウと感じるようになりましたが、なんせ関西の田舎育ちの私、しかも家賃生活をしたことがないもんで、家賃に15万円?!って思ってしまいます。

 

そんなふうに不満言っている私ですが、ある記事を見つけて考えさせられました。

 

レントコントロールの恩恵をうけている人たちがあまり家を出ていかない、なので新しい物件の家賃の高騰の原因になっているという記事👇

 

家賃が高騰しているにも関わらず、一部の人は非常に安価な料金でこの街に住んでいる。それは『レント・コントロール』と言われるもので、昔からサンフランシスコに住む人が、高騰する家賃で追い出されないようにするために、賃料の値上げを制限し、住民を保護する法律。通常の物件は家主が市場状況に応じて自由に賃料を上げられるため、2009年以降、毎年1割〜2割もの値上げがなされてきた。その一方で、レントコントロールがかかっている物件では、法律により上げ幅が制限されており、2011年と2012年は最大でも0.5%、2013年と2014年は最大でも1.9%までしか上昇していない。この法律は1979年6月13日以前に建設された古いアパートにしか適応されないが、元々古いアパートが多いサンフランシスコにおいては、全体のレンタル物件23万7800件中、実に17万2000件がその対象。つまり全体の72.3%もの物件に、レント・コントロールがかかっていることになる。こういった物件の賃料は他より格段に安いため、出て行く人もあまりいない。結果、数少ないコントロールのかかっていない物件だけが市場に出回り、少ないパイを巡って家賃の高騰が発生するのである。

また、レント・コントロールとは別に、もう一つ住民保護がある。世帯収入が少なければ、低所得者用に用意された物件に入居もしくは購入することも可能となっている。

歴史的高騰を見せるサンフランシスコの家賃及び住宅価格。その理由は一体何なのか?後編 | SF BiteBite!より引用

 

こちらの記事では、高騰理由に低層階の建物しか建設出来ない規制問題も指摘されています。色々知らないことが沢山あることに気づかされました。

 

今のアパートや生活環境には大変満足いっています。上をみたらきりがない。わかっています。わかっていますが・・夢見るくらいは許されるでしょうか。(涙)。いずれは・・というはかない夢。

 

今度引っ越す時は、2ベッドルームアパートを購入したい。したかった・・・。サンフランシスコの不動産事情を理解していくうちに、多分購入はきっと無理かなと思い始めています。2ベッドルームで今の庶民的な地域でもミリオン越えが現状。無理しても購入できるかもしれませんが、老後生活がローンに悩まされること必至。そんなん嫌ですやん・・。(涙)お金の心配ばかりする老後を迎えたくない💦まあ、数年以内には不動産は少しは下がるだろうとアメリカ人夫の予想が当たれば可能かもしれないですけど。期待薄。

 

アパート購入までは言わなくても、せめて洗濯機を置ける2ベッドルーム賃貸アパートに引っ越したい!と思い続けてますが、このほのかな望みも難しいものがあります。多分、$4,000前後になるかなと思うので、私たち夫婦のお財布事情を考慮するとこれも却下。残るは洗濯機を置けるワンベッドルーム賃貸アパート。それでも、今の倍以上の家賃になること間違いなし。洗濯機置きたいってそんなに贅沢なことじゃあないといってもらいたい。(苦笑)。

 

洗濯機を家で使いたい!! 

 

洗濯機、洗濯機と連呼してますが、ホンマに家に洗濯機が無い生活って結構面倒で不便極まりない🤔 大体コインランドリー代はひと月$70前後。たいした額ではないんです。が、とりあえずコインランドリーにわざわざ行くという行為がホンマに面倒なんですよね。(ちなみに今のアパートは洗濯機置けません。置くスペースがない、水まわりがない、水道代は家主持ちで洗濯機を設置すると文句を言われるそう)

 

洗濯機望むならサンフランシスコ市内から出ていけ!ってことですかね(苦笑)。私は全然構わないんです🙄ただ、アメリカ人夫が首をタテに振らない。30年程住んでいるこのサンフランシスコが好きでたまらなくて、ここに骨を埋めたい思いイッパイの彼なんですよ。

 

この議論をすると、堂々巡りになってしまいます。とりあえず、もう少し不動産価格をみていこうという結論に落ち着きます。

 

今住んでいるアパートに住んで一年半ほど経ちます。私が選んだ家具なども増えて、ここが自分の居場所なんだなと感じるようになってきて愛着も沸いてきてます☺いざ、引っ越すとなると寂しく感じるかもしれないですね。