京都の妙心寺退蔵院の特別夜間拝観に行ってきました。
ミシュラン星付きのお料理とともにダイナミックな紅しだれ桜のお花見会へ!
というもんくに惹かれて、一か月前から予約して特別拝観に行ってきました♪
実はこのプランを見るまでは、このお寺の存在も知りませんでした。
なんせ、京都には沢山のお寺や神社があるので・・・。
と少し言い訳させてください。
--------------- 退蔵院について ---------------
京都市右京区花園にある臨済宗大本山妙心寺の塔頭(たっちゅう)である。初期水墨画の代表作である国宝・瓢鮎図(ひょうねんず)を所蔵することで知られる。
<< 退蔵院の歴史 >>
今から600年ほど前(1404年)、室町時代の応永年間に当時の京洛に居を構えた波多野出雲守重通が高徳のきこえ高い妙心寺第3世をつとめる無因宗因禅師への深い帰依によって、無因宗因禅師を開山として建立されました。これが退蔵院のはじまりです。
そのころ妙心寺は足利義満の弾圧で名を竜雲寺と変えられ、 関山一派の人々も祖塔を去る悲運に見舞われました。無因宗因禅師は高徳を惜しまれて大徳寺へとの誘いがありましたが、固く辞して西宮の海清寺に隠棲し、ついに時の有力者たちに終生近寄ることがありませんでした。
退蔵院は応仁の乱で妙心寺とともに炎上しましたが、1597年に亀年禅師によって再建され、今に至ります。<< 庭園 >>
元信の庭
狩野元信の作と伝わる枯山水の優美な庭園で、枯滝・蓬莱山・亀島と石橋など多数の庭石が豪快に組まれている。
余香苑(よこうえん)
1963年(昭和38年)から3年の月日を費やして造園家の中根金作(なかねきんさく)が作庭した昭和を代表する名園で、大刈込みの間から三段落ちの滝が流れ落ち,深山の大滝を見るような風情がある。 水琴窟(すいきんくつ)もある。
「退蔵」という言葉には、「価値あるものをしまっておく」という意味があるように、陰徳(人に知られないようにして良い行いをする)を積み重ね、それを前面に打ち出すのではなく、内に秘めながら布教していくということを示しています。
庭園はとっても美しかったです 👇👇
特別拝観は7時からだったんですが、京都駅からのバスが遅れてしまい着いたのは
7時半でした。間に合わなった30分間の間にすでにこの退蔵院の説明が終わってしまってたんです(-_-;)。
予約までしていたのに、遅れてしまい悲しかったですよ~。
私たちが着いてすぐに通されたのは食事場所。
そうです!楽しみにしていたミシュラン星付きの精進料理☆
こちらです👇👇
質素かと思いきや、お腹がえらくいっぱいになるくらいの量で大満足!
春タケノコを使ったお料理が多くて春を感じられましたね。
メニューは、パンプキン麩、タケノコご飯、タケノコの天ぷら、モチ入り湯葉と
タケノコ、タラの芽の天ぷら、桜餅の清汁仕立てや季節の野菜の煮物など。
写真とらなったんですが、何よりも気に入ったのは白味噌汁がすごく美味しかった。
写真撮ればよかったと後悔です。
こういった京料理で、白みそを使ったお味噌汁を食べた記憶がなかったのでとても
新鮮でした。彼も、白みそのお味噌汁にえらい満足していたようでした☺
精進料理だったので、正座かと思って彼を心配してましたが、椅子だったので
安心しました⤴
なにより彼は好き嫌いや食べず嫌いがほとんどないので、何処へ一緒に行っても
料理を楽しめます。私は食べ物の趣味が合わない人が一番の苦痛な事なんで。
お箸の使い方に苦戦をしているようでしたが、美味しそうに食べている彼をみて
私も嬉しかったですね~。サンフランシスコは、沢山のレストランがあり退屈する
ことはないですが、こういったほんまもんの(;^ω^)京料理を食べることが出来る所は
まあ無いでしょうねえ。ましてや、こういったあっさりした味は、アメリカ人には
人気ないだろうなあとも思いますが・・・。
精進料理を食べ終わった後は30分ほど自由行動で、庭園を散策。
そんなに寒くはなかったですが、この晩はあいにくの小雨☂。
そして、肝心の桜は3分咲き位 (´;ω;`)ウゥゥ
パーフェクトな夜ではなかったですが、彼と一緒にゆったりとした時間を過ごせた
ので有意義な夜になりました☺
彼の最後の夜でした。
彼が来日するのを楽しみにしていたけど、こういった時間はアッという間に過ぎて
しまうものですね。
妙心寺退蔵院の精進料理付き夜間特別拝観お勧めです!
なんと拝観付きの朝食もあるんですよ。
あとランチもあります。


