アラフィフ私のまだまだ人生楽しみますブログ

国際結婚で2017年12月にサンフランシスコへ移住。カリフォルニア生活中心に日々感じることを綴ってます。  

今回の幼稚園児を巻き込んだ事故は、園長をしている姉を思い出してしまう。

 

f:id:himawari0619:20190510092026j:plain

 

まずお亡くなりになられた方々とそのご家族に謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

 

毎日朝起きたら、ヤフーのニュースをチェックしています。一昨日、一番に目に留まったのがこの悲惨な事故。Youtubeでも関連ニュースをみました。

 

園児が通う園長の泣き崩れる会見を見ました。その会見について、色々なコメントが寄せられていますよね。園長が涙を堪えながら、一生懸命記者たちの質問に答えようとする姿、普段から園児を思いやり見守っていると感じました。被害者であるとはいえ、責任者である園長のやりきれない思いは計り知れないものだろうと思います。もちろん、被害に遭われた園児の両親もです。

 

私の姉の話です。

 

 

私の4歳年上の姉は、今年園長に就任しました。20歳から保育園に勤め始め、45歳前後の時、主任以上の職に就くために幼稚園の先生の資格も必要になり、仕事をしながら、自分の子供の子育てもしながら、オンラインで資格を取りました。姉の子供が小さい時は、私が保育園に迎えに行ったり、夕食の用意をしたりと少しではありますが手助けもしました。姉が30年以上保育園と幼稚園で頑張って働き続きているのを身近でずっと見てきています。

 

姉には子供が二人います。そのうちの一人が少し問題をかかえています。登校拒否があったり、人間関係をうまく築けないという問題。自分の子供がそういった問題を抱えていても、モチロン仕事には行きます。子供の学校から何か呼び出しがあっても、クラスを持っている以上抜けることはできません。私には自分の子供もおりませんし、幼稚園の先生の経験もないので、想像でしかないですが・・・本当に本当に責任も重く大変な仕事です。自分の子供の事でも大変だろうに、それと同時に、預かっている大事な子供たちの事も常に気を遣ってきている姉は、妹ながら、なんてすごい人なんだろうと思っています。

 

姉も更年期症状で、自分自身の体調がここ10年程すぐれないようです。生真面目な姉だからでしょう、仕事のストレスも年々大きくなってきているようでした。それに加え、姉の子供も問題もまだ改善されておらず、セラピーに連れて行ったりしています。数年前に副園長になり、そして今年の春から園長になりました。園長になったことは素晴らしいことですが、私は、姉の体調が心配です。

 

長い前置きですいません。

 

もし、姉の園で、何からの問題があればそれは責任者である園長である姉の責任になるでしょう。今回の事故のように犠牲者側であるにもかかわらず、記者たちに囲まれて一生懸命取材に応えている園長の姿が姉にダブって仕方がありませんでした。

 

どんな仕事でも責任者である以上、どんな状況にも対応していかなければならないのは当たり前の事でしょう。

 

最近、幼稚園や保育園の対応がよくないことをピックアップされることがあります。どれだけ、日頃、一生懸命対応していてもそのことは当たり前の事ととしてとらえられがち。仕事だからと言われればそれまでなんですけど、仕事とはいえ、自分の子供の事より園の子供たちの事をいつも優先して、身をこなにして働いてきている姉を身近で見てきている私としては、仕事だからと簡単に割り切れる職業ではないと感じます。

 

自分の家族の事なので、とても主観がはいってしまいました・・・。

 

 今回、このベリーさんのブログを読み、自分の事のように感激して涙が出てしまいました。ありがとうございます。


www.berry-no-kurashi.com