アラフィフ私のまだまだ人生楽しみますブログ

国際結婚で2017年12月にサンフランシスコへ移住。カリフォルニア生活中心に日々感じることを綴ってます。  

アメリカ移住後、初の婦人科検診。初めて聞いた受けた【HPV検査】って何???

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先日、アメリカ移住後、初の婦人科検診を受けてきました。

 

約10年ほど前に、子宮内筋腫が見つかり、筋腫の摘出手術を受けているんですが、それ以来、毎年子宮頸がん検診は受けています。※子宮筋腫を持っているいる女性はほとんどらしく、ただその場所によって日常生活に影響が出てくるそうです。私の場合は、2カ月ほど毎日微量の出血が続き、不快だったので摘出手術を受けることにしました。

 

婦人科には以前からよくかかっていたのもあり、あまり抵抗はなく、子宮頸がん検診やマンモグラフィーの手順もわかっているので、サラリといってきましたよ☺ 

 

検査内容

Mammogram (マンモグラム)= マンモグラフィー

Pap(パップ) = 子宮内膜検査

HPV(HumanPapillomaVirusの略) screening tests = 遺伝子検査

Urine Test (ユリーン・テスト)= 尿検査

 

 

検査結果から言いますと

 

問題なし☺

 

一安心です。

 

マンモグラフィーと子宮内膜検査は日本で受ける検査と同じ。でも、今回一緒に受けたHPVスクリーンテスト(HPV検査)は聞いたことがなかったので調べてみました。

 

 

HPVって何? 

 

HPVとはヒトパピローマウイルス(HumanPapillomaVirus)の略で、前述のとおり「子宮頸がん」の原因とされるウイルスのことです。HPVは、主に性交渉によって感染し、性交渉経験がある約80%の女性が50歳までに一度は感染するといわれている、ごくありふれたウイルスです。

 

HPVと子宮頸がんの関係

子宮頸がんは、HPVに感染してから、数年かけて、ゆっくりと子宮頸がんへと進んでいきますが、必ずしも子宮頸がんに進展するわけではありません。HPVに感染してもほとんどの場合が、自己免疫力によって消失されます。しかし、消失されず感染が持続してしまえば、本当のがんに進行してしまいます。

  HPVってなあに? | 感染・予防・検査方法・子宮頸がんについて より引用。 

 

 

子宮内膜検査とHPVスクリーンテストの違い

赤文字が子宮内膜検査/青文字がHPVスクリーンテスト

どちらの検査も子宮頸部(子宮口の入り口の部分)の粘膜から直接細胞を採取するところまでは同じですが、細胞診が採取した細胞を顕微鏡の下で直接観察して細胞に異常がないかどうか確認する方法であるのに対して、HPV検査は子宮頸がんを誘発する可能性のあるHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染の有無を検査する方法です。

 

第3回 細胞診とHPV検査の違いは? - ちゃんと検査・ちゃんと治療。子宮頸がんからあなたを守る - 子宮頸がん検診 啓発サイト -より引用。

 

アメリカでは、子宮頸がん検診といえば、この二つがセットが主流のようです。日本ではHPV検査はしていない病院が多いようです。(看護師の友人に尋ねてみましたが、やはり日本ではあまりなじみがない検査のようでした。)

 

HPV検査も一緒にするほうが、より子宮頸がんの予防になるのではと個人的には思いますが・・・。実際日本でも、下記に引用文紹介しますが、議論されているようですね。

 

 

2つの異なった目的の検査を適切に組み合わせて行うのが最良の方法ということになりますし、細胞診とHPV 検査を併用することで、より正確な判定ができる可能性があるかもしれないという議論が日本でも高まっています
しかし、もしこの2種類の検査両方を毎年行うとすると、経済的にも、身体的にも大きな負担となってしまいます。また、子宮頸がんは「がん」化の進行も比較的ゆっくりしたものですから、検査と検査の期間を適切に空けることが重要です。

 

 

 

www.chanto-chanto.com

 

 

そして、今回の検査結果ですが、下記のようにメールで届きました。わざわざ結果をもらいに診察にいかなくていいので、楽でいいです!

 

Cervical Cancer Screening (Pap) 

Cervical Cancer (セビコル・キャンサー)= 子宮頸がん

Comments from the doctor's office

I am pleased to inform you that your recent Pap and HPVscreening tests

for cervical cancer were normal.Your next screening tests will be due in 3 years.

Please do not hesitate to call or send me an email shouldyou have problems prior to

your next examination. 

 

 
 

パップテストとHPV検査問題なしということで、次回は3年後に検査受けてくださいという内容でした。ちなみに、マンモブラフィーの結果は手紙で受け取りました。(なぜでしょうか、よくわかりません💦。)

 

   

ドクターに、日本では毎年受けてたんですけど、3年後でいいんでしょうか?と念をおてききましたが、出血があったり、普段と違う何かがあれば診察必要だけれど、何もなければ、3年後で充分よっと言われました。

 

まあ、医療費が高いので、毎年受けているとコストがかかるからという理由もあるのでしょうが、HPV検査も受けていて問題がないので、3年後で充分だということかもしれません。

 

 

 余談ですが・・・・

 

 

 

今回、サラリと検査を受けてきたと言いましが、じつはちょっと?!ビックリしたことがありました。

 

カーテンで仕切られていない個室

研修医に検査を受けた

 

日本では実際検査受ける部屋ってありますよね~? そして、検査中、カーテンで仕切られていると思います。それが、今回、すべて丸見え!! しかも、今回の検査は、ドクターと研修医の二人がのぞき込んでいるわけです💦

 

そんなことで恥じらうんかと笑われるかもしれないですけど、カーテンが仕切られていない部屋、そして研修医から検査を受けるという初めての体験だったので、ちょっと・・心地悪かったですね。はい。

 

でも、二人ともとてもいい人柄に感じましたし、私の質問などにもきちんと対応してもらえたので、結果としては、満足いく検査でした。

 

 アメリカに移住してから気になっていたことだったので、無事終了でとりあえず、一安心です。コストはまた請求書がきたら、シェアしたいと思います。