今日、アメリカは母の日です。
アマゾンで注文していた母の日のプレゼント(ピンクのアジサイ)は日本の土曜日に届いていたようでした。ここ2年は、生花は送らずブリザードなどのお花を送ってましたが、今年はあまり見ないまあるいピンクのアジサイを見つけたのでプレゼントに選びました。でも、母の感想を聞くといまいちだったようで・・残念です。すでに満開だったので、少ししかモタナイのが不満だったよう。それでも、喜んではもらえたようでよかったよかった。
日本が母の日の昨日に、母とLINE電話で30分程話しました。
天気、父親の仕事(👈そうです、この状況でも仕事をしている85歳)、今年2月に退職した兄、園長になって忙しくしている姉、姪&甥の近況などなど。
母本人は、ひざが痛いので、あまり歩くことができないのでほとんど家に居るということでしたが、体調は良さそうで安心しました。家に居ると言っても、田舎の家で結構広いプラス父親の自営の事務所が両親の家の横にあったりで、毎日そこそこ足腰は使っていると思います。
この状況なので、気難しい父親もほとんど毎日家に居るようですが・・まあ、仲良くやっているようでなによりです(苦笑)仕事一筋の父親ですが、去年から仕事のペースを減らしているとのこと。いやいや引退するってここ数年言い続けているのにって感じですが。最近、この状況でもどうしても断れない仕事があったようで、3時間くらい!車の運転をして出かけたらしい。やめてください!ホントに。85歳でそんな長距離運転して、そして力仕事しているって心配でしかないですよ・・。
ほんとに元気いっぱいの85歳の父親。まあ、大変ありがたい事です。
姉と兄、そして私からの母の日のお花のプレゼントで家が華やかになったと話していた母。私は、そんな平穏な会話が母と出来ていることがとても嬉しいです。日本で一緒に暮らしていた時は、決していい関係とは言えませんでした。
5年位前から、母がきゅうに小さくなり年老いた感じを受けた頃からは母に対して優しくなれた気がします。病院通い、日々の買い物も常に一緒に過ごしていましたが、母自身も私に対して『ありがとう』という言葉を口に出してくれるようになったことは大きな変化でした。
ありがとう
私と両親との間にはほとんど交わされなかった言葉なんです。私からこの言葉をかけることはあっても、両親からはあまりなかったですね。父と母との間でも交わされている記憶はほとんどないなあ。
当たり前な言葉かと思いますが、きちんと口に出すことって、ホントにとても大事。どんな関係であっても、相手に対して感謝を口に出すということは人格を形成する上でスゴく影響することだと思いますね。
子供ながら、いつも父が母親に威圧的だったのはスゴく印象に残っていて、嫌な気分になったものです。
アメリカ人と結婚して、有難いなと思う事は、アメリカ人夫がいつも『Thank you』という言葉を掛けてくれる事。そして、モチロン!『I love you』も❤ 思っていることと口だす事ではやはり違います。いつも一緒にいる相手から感謝されているて感じると、自分自身もそうしたいですし、お互いに優しくなれます。日本人は以心伝心という言葉があるように、言わなくてもわかってるやろ的な所がありますが・・やはり、口だして伝えることは必要です。
とは言っても!!
今回の母との電話でも『いつもありがとう』という言葉はやはり言えなかったわ、私。だめだな~。
78歳の母。あと何回母の日を祝えるかわからない。
来年こそは感謝の言葉を口に出して伝えたいです。